凶悪な事件を起こした犯人の家庭環境が悪いときに、こんなに可哀想なんだからしょうがないだろうという論調がある。
これが適用されるのは犯人が親を殺したときの場合のみだと思う。
何年か前に祖母と母に虐待されていた子どもが二人を殺害したときに周囲から減刑の嘆願書を出されていたと思う。(記憶が曖昧なので詳細は違うかも)
自分を壊した直接的な人間を殺したときは同情の余地があるけれど、全く無関係な人間が被害に遭ったときは厳罰を受けるべきだろう。
社会が悪いというが、社会は集合体。社会が間接的にあなたを傷つけても、ネームドの個人が傷つけたわけではない。
ただこれを曲解する人もいるかもしれない。例えば特定少年のような考えの持ち主は、あの女が自分を傷つけたから厳罰を与えてやるというようになる。