世襲を防ぐための側面が強いんだよ。
若いうちから選挙に出れる状態の人、つまり3バンがいきなり備わっているのは世襲だけ。
天才若手社長として結果を出している人でも、選挙権を持つ中心年齢層から支持を得れるかというと難しい。
中高年は現状維持バイアスが強いので世襲に投票したがる傾向が強いので、若年対決で世襲と戦ったらまず勝てない。
逆に世襲の場合は親からの引き継ぎや世代交代アピールをすることによって中高年の現状維持バイアスを引き出し、若い内から当選を狙っていけるようになる。
若くして当選してしまえばそのあとは本人そのものが現状維持バイアスをくすぐれるようになるのでドンドン在籍年数を稼げる。
そして在籍年数を稼ぐほどに現状維持バイアスの強い中高年から支持されやすくなっていく。
世襲じゃない人間がある程度のカードを揃えてから戦う頃には、同じ年齢の世襲はとっくに十年二十年と居座ってきた安定感のあるベテランという扱いになってしまう。
これを少しでも軽減するためには、被選挙権のスタートを遅らせるのが一番の特効薬になる。
世襲の相続式スタートダッシュを防止して、非世襲の議員が準備をし終わるまでの間縛り付けておく事ができるからだ。
被選挙権の年齢制限がそももそも間違っているから取っ払えという意見は、一見平等な社会を推し進めるように見えて、実際にはより格差の強い社会を作り上げることになる。
ちなみに支持政党はどこ?
ところで支持政党は?
参政党です
特効薬(笑)