2023-11-20

今度ゲームを作ろうと思うんだけど

あらすじはこんな感じ。

まだ”昭和”と呼ばれる時代だった頃。

夏休み。暇を持て余していた俺は、治験バイトをすることにした。

投薬されるのは精子に関するもので、だから毎日精子を提出するのが義務だった。

しかし当時は未だネットなんてない。

からオカズに乏しく、用意された本は既に擦り倒していた。

次第に精子を擦り出すのが厳しくなりながらも、必死な思いで絞り出し、なんとか提出をしていた。

だが、それにも限界が来た。

いよいよ厳しそうだと俺を担当する看護婦さんに、そう話した。

すると彼女は「それだと困るんです!」と声を荒立たせ、「私も…お金がいるんです」と目を逸らしながら言った。

彼女は若く、同世代に見えた。

華奢な躰はそれでいて胸元が膨らみ、モデルのような顔立ちをしていた。

でも正直、提出するのが厳しいのは本当で……

そう言うと彼女は意を決したように俺の目を見つめ、「用意された本は見飽きたということですか?」と聞いてきた。

ああ、うん…と頷くと、彼女は自らスカートをたくし上げた。

白衣スカートは捲れ上がり、ほっそりとした太ももから下にかけて白いタイツが細い足を覆い、純白のパンティ押し付けるように俺へと見せつけながら「…どうですか?」と聞いてくる。

え……? 動揺しながら頭を上げると、彼女は顔を真っ赤にしていた。

「これで…できそうですか?」

俺は頷き、それから提出の義務に従った。

その日から彼女は俺に体の一部を露出するようになった。

それによって義務である精子提供を無事に続けられたものの、慣れというものはいずれ訪れる。

ごめん、それだけだともう無理かも…。

俺は切羽詰まった表情をしながらそう告白し、彼女はハッとしたように口を開け、たくし上げたスカートから両手を離す。

ほろりと波を打ってスカートは元の位置に戻り、その刹那、静寂が俺たちを包み込んでいた。

「…じゃあ、これならどうですか」

そう言って彼女は俺にゴムを渡し、それから服を脱ぎ始め——


こんな感じのゲームを作ろうと思っているのですが、どうでしょうか?

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