2023-09-18

理想義務差異

ヒステリーを起こす親や、教師の下で育った。

彼女らが一体何に腹を立てているかと考えていた。今分かった。

あれは、理想義務をはき違えた為に起こる事なのだ

理想とは、自分の考えた最高の動きである

一方で、義務とはやるべき最低限の事である

相手理想を求めた時、指示するべきことは多岐に渡る。すべてのテスト100点を取る、家に帰ってもずっと勉強する、友達とのかかわりでは衝突を起こさない等である

更に、苦労すればするほど偉い、などといったの認知の歪みがある場合には、コレに加えて、相手が苦労していないと許せないという考えが加わってしまう。

事実として、理想をそのまま実現すれば良い結果が得られるのは間違いないだろう。

しかし、そうはならない。理想は実現するのはコストを要するからだ。

自分のした苦労というのは相手10%も伝わらない。それは逆もまた然りである

相手が苦労して実現した理想に対し、それを報うのに一体どれほどのコスト必要になるのだろうか?

相手から自分に伝わる苦労が10%、自分から相手に伝わる苦労が10である

相手100倍苦労しなければ、相手はやったことが報われたと思わないだろう。

ちょっとした緩和として、相手に礼を言うというのはある。礼の効果デカい。

デカいが、相手理想押し付け人間に礼を言われた事がない。そりゃそうか。

一方で義務がある。これは、何かを成す為に必要な最低限の事を指す。この何かというのは人それぞれで、その人に合った目標がある事が大前提としてある。

義務相手に求めるコストが少ない。一方でやってもらう事も少ない。

しかし確実に相手を報う事ができる。

報われたと思う事で、指示されたという不快感を帳消しにできる。

お礼を言う事で相手を満足させる事だってできる。お礼すげえ

こういった積み重ねをすることで長期的な信頼を得られる。

まり相手に求めるべきは理想ではなく義務を果たす事なのだ

これは、実は格言にもなっていて、他者に多くを求めるな。なんて言われたりする。昔の人ってすげー

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん