2023-09-10

小学5年生の教室風景

都内区立小の教員(5年生)

クラスSAPIXに通う優等生から知的グレーの子までいる。知的障害には明白なボーダーラインがあるわけではなく、黒に近いグレーから白に近いグレーまである

小学校学習内容は1年生から等量ではなく、4年生くらいから急激に難しくなる。俗にいう小4の壁。

算数でいうと分数や少数が出てきて、四則演算をやっていればよかった低学年とは異なる。

うちのクラスのグレーの子は低学年でも勉強は怪しかったが、4年生以降は壊滅的だ。

これは能力限界だろうと思う。

一方で、トップクラスの子SAPIXに通い、中学受験に向けて周りと隔絶した学力をつける。

圧倒的な学力を持つ子は不遜な態度を取るようになる。優越感だろう。

この地区高級住宅街なので、外国人は少ないし、問題も起こさない。区によって苦労は違うだろう。

公立小はこのように能力的にかなり格差がある子達が同居してまわっていく。

の子達が中学高校大学と進むに従ってこの周囲の格差はなくなり、均質な周囲との付き合いになっていく。同レベルな人たちしかいなくなる。

小学校での体験が彼らの人生を豊かにすることを祈る。

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