2023-08-11

文化ってなによ?

先週の休みに、香川に行ったとき讃岐うどんを食べた。

あちこち讃岐うどんの店があるし、社食みたいなセルフサービス形式だったのに驚いた。

うどんの値段も1玉300円というおやつ感覚で食べられる少量も売っていて地元高校生サラリーマンでにぎわっていた。

また地元のひとに「うどん文化すごいですねー」というと不思議な顔をされた。

文化ってほどではないけど…」ということらしい。

しかに。

例えば俺は大阪人だけど「笑いは大阪文化」と言われると違和感がある。

大阪人からすると、ボケツッコミの掛け合いやオチのある話というのは別に文化というほど高尚なものではない。ただの日常会話だ。

同じように香川の人からすると俺から見た特殊形態うどん店は当たり前にあるものなんだろう。

見る人によって文化に見えたりそうでなかったりするもの。それが文化なんだと思う。

俺が香川うどん特殊に見えたり、非大阪の人から大阪人コミュニケーションが独特に見えたりそういうことが起こる。

一方で着物みたいに日本人からしても外国人からしても文化だとみなされるものもある。

外国人から見たら極東島国文化だろう。

また日本人から見ても着物日常ではないだろう。夏のお祭り成人式といったハレの日だけに着る文化だと思う。

日常から消えてしまいそうになって、それを大切にしようという意識が生まれた時が日常文化に変わるときなのではないか

そんなことを考えた。

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