https://anond.hatelabo.jp/20230706151026
確かに夏への扉はプロットもロマンスも今から見ると杜撰でご都合主義的という批判は分かる。現代のある程度、大人になって小説もそれなりに読んでいる人にとっては、粗が結構目立つと思う。
ただ、これは中学生高校生のSFに興味はあるが、まだ初心者の決してモテないような陰キャナード気質男子(これは過去の自分でもある)がターゲットとなると話は変わってくる。
こういう男子にとって夏への扉のストーリーは現代でもかなり刺さると思う。SFに興味があるとなると、技術者気質的なものへの憧れや親和性も高いはずだ。
なので、SFに興味のあるような中高生男子(あるいは大学生)が最初に読むべき古典SFとしては、夏への扉はかなり上位に入ると思っている。
後、個人的に夏への扉のキモは単にコールドスリープで未来に行くということではなく、適正な投資先を見つけて、コールドスリープするくらい長い間寝かせれば大儲けできるという点だと思っている。
うん、おれも仕事がつらいときにたまたまラジオから流れてきて、泣きそうになっちゃったけどな。 おい
https://anond.hatelabo.jp/20230706151400 確かに夏への扉はプロットもロマンスも今から見ると杜撰でご都合主義的という批判は分かる。現代のある程度、大人になって小説もそれなりに読んでいる...