昭和の笑いってこういう笑いなんですよね。
誰かが失敗してるのを見て人間力を見下して笑う。
笑いが見下しの笑いなんですよ。
ドリフのお芝居とかだって結局は「アホ」「バカ」「ハゲ」「キモ」を見下して笑うのばかりでしょ。
自分より下の立場を見つけられたことに対して安心して笑っているような人達。
そう考えると現代の笑いって本当に豊かですよね。
日常の中にある不可思議さの再発見から来る知的なお笑いの文脈が着々と出来上がっている。
魅せ方をカジュアルにしたマジックやミステリーのような笑いです。
知性のある笑い。
誰かを揶揄することで自分とその周りの人間の小ささによってつけられた傷を必死に誤魔化そうとするような惨めな笑いじゃない。
笑い方にさえ人として当たり前に持ち合わせるべき脳力が要求される。
境界知能の向こう側に行ってしまった人の手にはもう笑いさえ与えられることがない世界が近づいているということですよ。
平成以降の若い世代には諷刺などの高レベルな笑いじゃないと通用しないんだよね アベボンボンお腹痛いでちゅ〜ポンポン痛いからやめまちゅ〜(激壺)