処女厨だったけど、職場にいたそれはそれは綺麗な処女性とは対極の女性を好きになったことがある。
彼女は既婚上司と不倫してたこともあったし、そうじゃなくても二股、三股は当たり前で常に男を侍らせていた。
最初は部署が違くて会ったことはなかったため、部署内の女性社員たちの話で彼女の存在を知った。処女厨だった俺は話を聞いて彼女に嫌悪感を抱いていたわけだが。
とあるプロジェクトで彼女と面識を持ち一緒に仕事をする中で完全に魅了されてしまった。それまで彼女がいたことがなく告白すらしたことがなかったが、彼女に対して猛アプローチした。結果的に彼女が「都合の良い時に呼び出して飯に行ったり飲みに付き合ったりする男」になった。童貞もその時に捨てた。
彼女の周りには正式彼氏ランキングに入る男たちが何人もいたが、俺はどうやってそのランキングに入り、その中でトップに上り詰められるかということのみを考えていた気がする。プレゼントもしたし会計は全て俺が持った。都合の良いように搾取されていたのかもしれないが、「奢らされている」「搾取されている」という意識は全くなかった。というか今もない。今だって、彼女が突然現れて全財産を要求されたら定期預金と子供達の学資保険の解約も考えてしまうだろう。
既婚女性って自分の夫がかつて妻である自分よりも容姿やスペックなどで格上の女にATMとして搾取されていたらどう思うんだろう 「自分の妻がかつて陽キャのセフレだった」の逆バージ...
金だけのことを考えると、普通は結婚前に使う金より結婚後に使う金のほうが高額になるから、結婚した時点で格上女に勝ってるということで問題ないと思う。