2023-02-18

共同通信記者氏の発言への苛立ちに、日本希望を見た気がする

先進的なカルチャーを取り入れている組織、たとえばIT会社なんかでは「失敗を推奨しよう!」みたいな掛け声が飛び交っている。

俺の体感では少なくとも15年前くらいにはそんな掛け声があった。

15年経ってもその掛け声は健在。つまり、俺たちが「失敗を推奨する」カルチャーを手に入れるのは15年やそこいらでは無理だったってことだ。

自分が損をしてでも相手利益を得ることを阻害する行動のことをスパイト行動というらしい。

日本人はその傾向が強く、人の成功を望まず、喜べず、お互いがお互いを邪魔するかのように貧しくなってきている、というが俺の体感だ。

ロケット打ち上げを中止したか失敗したか

そんなのはどうでもいいんだが、共同通信記者氏が中止ではなく失敗と定義しようとし、それをもってJAXAに対する批判的な空気を作ろうとしたことに対し、

少なくともネットユーザが苛立ちを見せているのは、悪い傾向じゃないんじゃないかとしたんだ。

どんなことでも百発百中はあり得ない。ヤクルトスワローズ村上選手ホームランをたくさん打てるのは、それ以上に打席がたくさんあるからだ。

これからも俺たちは中止や失敗をたくさん目にするはずだ。

それを俺たちが受け入れ、むしろ応援していくことができるなら、案外スルッと日本はいい国になるんじゃないかと思ったりする。

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