簡単に言うと、牛乳を安くし過ぎると、酪農家が困るから。
詳しく書くと以下の通りになる(読み飛ばしても大丈夫です)
小売(スーパーなど)が牛乳の小売価格を下げる↓メーカー(明治乳業など)が小売に売る価格が下がる↓生乳指定団体(関東生乳販連、ホクレンなど)がメーカーに売る価格が下がる↓酪農家が生乳指定団体に売る価格が下がる
小売(スーパーなど)が牛乳の小売価格を下げる
↓
メーカー(明治乳業など)が小売に売る価格が下がる
生乳指定団体(関東生乳販連、ホクレンなど)がメーカーに売る価格が下がる
酪農家が生乳指定団体に売る価格が下がる
つまり、牛乳を安くすると、ドミノみたいに連鎖が起こり、
結果的に酪農家も牛乳を安く売らなきゃいけなくなる。
牛乳は必需品だから、安定供給・価格安定のために国が介入してる。
でも今はその介入に失敗して、酪農家が牛乳を捨てなくちゃらなくなってる。
過去のバター不足のためにたくさん牛乳を国が作らせたが、
新型コロナやウクライナの戦争の影響で牛乳が余ってしまった。
ただその分安くすると小売やメーカーや酪農家の収益が減るので、捨てざるを得なくなっているという状況だ。
(正しくは生乳だけど、分かりやすさのために牛乳と書いてます)
ではどうしたらいいのか?
現状では、酪農家は牛乳の生産量を減らそうとしている。
その分、酪農家が困らないよう国が補助金を出している。
例えば、牛を早期淘汰(殺害)すると国から一頭あたり15万円のお金が出る。
だが、飼料の高騰や施設等の投資の借金があり、廃業する酪農家が増えている。
国からのお金が足りていない状況だ。
国の失策なのだから、国が責任を取ってもっと積極的に酪農家を支えるべきなのではないだろうか?
Permalink | 記事への反応(2) | 18:46
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都合良すぎでしょ 失敗したなら廃業すればいい
国が介入をやめればよい