戸締りする映画を観てきた
それから何度かシぬことが頭をよぎる
今はまだ行動を起こさずにすんでいるが
落ち着くまであと数ヶ月かかるかもしれない
いやなことは何年経っても
鮮明に思い出してしまうたちなので
映画の後半は当時の記憶が
いくつも蘇ってずっと泣いていた
ラスト付近でヒロインが言っていたことが
監督が伝えたかったことなのだろう
けれど
日記の日付と黒塗りされたページの場面から
船が打ち上げられた建物などの壊れた風景の数々
それでもう自分はすっかり地震直後の感覚に戻ってしまって
どんな台詞を言われても上滑りして響かなかった
復興の進み具合や映像を
地元ニュースや人づてに聞くが
いまだに流された場所には怖くて行けない
何年経っても怖いものは怖い
シにたい訳ではないし
今大事な人もたくさんいる
それでももう二度と会えない母が脳裏をよぎるたびに
ふとシぬ方法を探している
Permalink | 記事への反応(0) | 21:08
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