たとえばエレベーターで開閉ボタンを押してスムーズに乗降できるようにしたとき。
お年寄りや中年の男女(子連れではない)、若い人は大抵「ありがとう」とか「すみません」と一言挨拶してくれたり、言葉にしなくても軽く会釈くらいはしてくれる。
子連れは何も言わず当たり前みたいな顔をしてショッピングカートやベビーカーを押しながらスタスタと降りていく。
たとえば狭い道を歩いていて他人とすれ違う際に道を譲ったとき。
お年寄りや中年(子連れではない)はやっぱり簡潔な挨拶や会釈はしてくれる。自転車漕いでる中学生すら会釈くらいはする。
ママチャリや電動自転車で走ってくる子連れは相手が歩行者だろうと堂々と走り去る。
同じ場面で自分が親切にしてもらったり譲ってもらったりしたら一言お礼を言ったり会釈したりする。子供の頃は自分の親がそうしてるのを見てきたし、そうするのが当たり前だと思ってた。
別に何か欲しいとか、ものすごく丁寧なお礼の言葉を述べてほしいとかじゃない。
でも親である大人が最低限の礼儀すら持ち合わせてないのは嫌だなと思うし、そういう人たちが子供の前でそんな振る舞いを見せているのもなんだか暗くて嫌な気持ちにさせられる。
自分でもみみっちいとは思うけど、ここで書いたような子連れの親に何度も遭遇すると時々どうにも辟易してしまう。
親切に見返りを求めるでない