2022-05-05

ジェーンスーさんが辛い時がある

土曜の『相談は踊る』の頃からリスナーで楽しく聴いていたんだけれど、ここ最近スーさんラジオ聴くことが辛くなりつつある。

昔は「サクセスしつつある持たざる者」が自分に寄り添ってくれるという「アニキ感」がラジオというフォーマットと相まって、聞いていて爽快だった。けれど最近は(本人にその自覚がなくても)成功者自分問題意識のある弱者立場を庇っているように見えて、男性の僕から見てとても辛いものになってしまった。

伊集院さんも岡村さんも同じ感じでキツくなっていたんだけれど、これは「ある断面では弱者だが別の断面では強者である人が弱者として語るとき当人強者として認識している人から見るとイジメみたいに見えてしまう」ってことなんだと最近ようやく合点がいった。

伊集院さんは思春期男子というマイノリティを代弁するうちにラジオで名を上げて帝王になり、自分強者性に無自覚だったのか何なのかパワハラまがいなことをしてしまった。

岡村さんは強者でありながら非モテ男性として弱者の側面も持っていて、後者としての語りが聴く人にとっては辛かった(矢部さんはこの弱者性を「かわいそさん」と表現していた)。

誰もがある面では強者だが、別の側面では弱者になるという、複雑な世の中になってしまったということなのか。

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