そこそこの高齢でガラケーを使いこなしてメールを送れていた祖母が、最近変わってしまった。
ガラケーのサービスが終了するようで、これを機にらくらくスマホへ変えたところ、操作誤りが多く母にすぐ電話をかけてくる。
前から祖母が母に電話することは多かったが、最近特に多い。夜に何回もかけてくる。
スマホがどんな状態かわからず、結局母が祖母の元へ行き原因究明をしている。サポートデスク状態だ。仕事帰りでも母は呼び出され、1時間近く帰ってこない。
また、姪に対してもよく思っていないらしい。
うちにたまに遊びに来るのだが、母が姪の世話をしているときに母宛に電話がかかってくると出れないことが多い。
そういうときに代理で電話に出ると(母から許可済)、「どうせ姪ちゃんに構ってるんでしょ、こんな面倒なおばあちゃんなんてどうでもいいのよね」などと自虐を言う。
自分でそれなりに面倒が見られるかつその場にいない祖母と、未就学で目の離せないかつその場にいる姪とではどうしても違いがあるだろう。
姪が祖母の家に遊びに行ったときは慣れない場所で緊張したらしく、あまり懐かなかった。
自分よりもそんな姪に構っているのが面白くないのかもしれない。
何でこんなこと書いてるかというと。
こないだ祖母からの電話に出たときにこちらの相づちがおざなりで、祖母が「もういいよ、またね」とすねて電話を切ってしまった。
後日、謝りたいので電話番号を教えてほしい、という連絡が母宛に来たが、父母ともに「教えない方がいい」という結論に至ったからだ。