2022-03-10

vtuber初期に見ていた夢とやらが、人間機械部品のように扱うことと似ていて甚だ気持ち悪い

キズナアイさん登場時に夢見ていた「バーチャル上にキャラクター創造する新しい形」ではなく、絵が動く配信者としてのVtuberが主流になったという話』

https://togetter.com/li/1856588

というエントリの冒頭に纏められているどこかの社長発言を見て「きっっっっしょ」ってなった。

誰かが書いた台本を動かす人と声を当てる人がいる。「中の人」は一切外に出てこない。動かす側に「意思」は必要ない。

アイドルという存在プロデューサと呼ばれる人によって作り出される幻想だけれど、vtuberは更に「動かす人たち」を部品化させている。それが「夢」なのだ

銀河鉄道999』で機械身体を手に入れたいと願う主人公が「機械部品」にさせられそうになる、というエピソードや『モダンタイム』でチャップリン機械操作してるんだかさせられてるんだかわからなくなるという滑稽さを演じたりしているのを思い出したけれど、ああいフィクション「夢」として、現実化したい人がいるんだね。

社畜、などという言葉が半ば自嘲のように用いられたり、社員コスト呼ばわりしてみたりする昨今、どんなことがおきようとそれほど不思議ではないのだけれど、人を部品として使うことを「夢」と語る発言カジュアルに見るとは思わなかった。

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