2022-02-16

全面的におれが悪い

おれはエリートサラリーマン管理職

一流大学を出て一流企業に勤務している。

家族も一流で美しい妻と名門幼稚園に通う利発で可愛い娘。

当然ながら勤務地も一流、JR私鉄6線が乗り入れる一流商業エリア内。

高名な建築家設計した高層インテリジェントオフィスビル展望も良い。

市内どこからタクシーに乗ってもビル名だけ伝えれば正しく運んでくれる。

 

ハイスペックなおれは朝の仕事が片付き地下1階の喫煙所に向かうことにした。

21階からエレベーターに乗り、籠は分速800mで振動も無く高速降下する。

B1に到着しドアが開くと仁王立ちの小さな女がいた。

降りるの先だろうがボケと心の中で呟きながら女を見ると若い

マスク越しだがたぶん可愛いスタバ持った小綺麗な女。

おれ好みのキツ目。

おれは心と裏腹にニコリとした。

相手は気まずそうでもなく恐縮の素振りもなく、むしろ、なんで人が居るの?はぁ?

といった表情で渋々身を傾け、おれに進路を譲った。

私服なので時差出勤組と推測。

雰囲気から事務職ではなく総合職だろう。ハイスペ女

だが彼女はこれから最悪の一日が始まる、スマン、さきほど盛大な屁をこいた

なんで人が居るの?はぁ?

  • Q.このときの増田君の移動した時速をもとめなさい。

  • 川崎「市」武蔵小杉な。特定。 って一流じゃないじゃねーか!(怒り 勤務地も一流、JRと私鉄6線が乗り入れる一流商業エリア内。 高名な建築家が設計した高層インテリジェントオ...

    • そういや「市」に足を踏み入れるのは、月に1~2回しかないなあ

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