マスクで人の表情をきちんと見れないまま発達した子どもたちの認知機能に重大な欠陥が生じ、障害を抱えた子どもが続出する。
人類が認識していなかった、人体に好い影響を及ぼしていた菌やウイルスが、清潔な生活様式によって死滅し、今までになかった病気が流行する。
自粛を強いられた生活で脳に与えられていた計り知れないダメージが、様々な症状として顕在化し心身症患者が増える。
医療リソースを圧迫しないよう病院をなるべく避けるように暗に促されていた人間は、重大な病気の早期発見の機会を失い、成人病患者も増える。
対面の出会いの機会は失われ、さらにそれが常態化することで元には戻らず、少子化と消費の落ち込みは悪化と慢性化の一途をたどる。
遅れて来るかもしれないワクチンの長期的な副反応について、虚々実々の情報に踊らされ一喜一憂する日々が延々と続く。