2021-12-26

anond:20211226034523

それは単純に想像力問題だろ?

何の話をしているのかがよくわからないけれど。

当時の熱狂想像できない程度の知性の人間がその物事を冷静に評価することって出来るんだろうか?

単に後世のフィルターという色眼鏡でもって古いものに点数をつけるのを評価というのであればその通りなのかもしれないが。

例えばプレスリーという古いロックスターがいるが、

彼を批評するためには彼のカッコよさを理解できる程度には

彼のことを勉強しないといけないし

時代想像しないといけない。

そこまで彼のほうへと自ら足を運んで至近な状態になってからこそ、

そのあとの離れての客観的に冷静に評価することに意味が出る。

そうじゃなくても古いロックスターである彼と我々現代人の距離は広がる一方で

ぼやけた望遠鏡で星を覗くような観察しか出来ないのに

そのポジションでもって彼を知ったような気になって評価してもしょうがないじゃないか

古い物事批評するときには対象をしっかりと勉強して時代想像して

対象を十分に好きになる。

そのあとであらためて冷静な客観的視線を持ち込んでこそ評価できるのではないだろうか?

じゃないと当時は革新的だったが今となっては大したことがないという結論しか出ない。

それはプレスリーのことであっても他のことであったとしても。

概ね、そういう結論が出るだけになってしまうんじゃないかな?

当時の熱狂想像できない程度の後代の人間としての冷静な評価ってやつは。

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