今年の4月から、このご時世だと言うのに地方のグループ会社に出向してる。業種はある専門職で、東京から九州某県に出向した。年は20代後半。
例えば、1日で終わる仕事を3日と上司や顧客に伝え、3日間ダラダラと仕事する。これで会社として3日分の売上をもらえれば良いのだけど、いくら仕事量を増やして顧客にアピールしてみても、もらえる売上はせいぜい1.2日分ぐらい。ってことは、普通より生産性落ちることになる。見た感じだけど、顧客やその先の顧客(エンドユーザー)も似たような感じ。
出向前に財務諸表見て、なんでこんなに利益少ないし、社員の待遇悪いけど離職率低いんだろと思ってたけど、諸々が繋がったよ。アラフォー月給25万でよく辞めないな、と思ってたけど、純粋な月の労働時間を80時間とすると、時給3000円でなかなか割の良い仕事な訳だ。家も安くて住宅ローンも2000万ぐらいだから、手取り20万強でも十分に支払える。
彼ら彼女らは東京や大都市を馬鹿にするけど、税や社保を大都市の高所得者層が支えていることを考えると、それは東京での殺人的な通勤ラッシュや、鬱や過労死するような働き方に支えられている訳で、ある意味で貴族階級だなぁ、と思った。絶対、認めないだろうけど。
以上、書き殴り。
都会の高所得層が所有するまたは利用する工場や倉庫から商品を出荷するための道路は 地方の貧乏人が金を出してるから5分
結局、家庭を持って子供を育てたり生活をしっかりやろうと思うと凡人にできる仕事はその程度のもんだとは思う。
大都市の高所得者層の累進課税に支えられた、地方の中低所得者層の生活を貴族と評するところが面白い。フランス革命の風刺画が目に浮かんだ。
福岡に行くと帰れなくなる、ってこういうヌルすぎるってのもあるのか…?