近頃SNSの普及により年齢性別社会的地位といった垣根が低くなったせいか
若者中心のコミュニティの中に、一回り二回り年が上のおっさんを見かけるようになった
大抵は価値観の違いからそんなに長居せずにフェイドアウトしていくようだが
今時のコミュニティでは居心地が良く不快でなく空気を読めることが強く求められている
説教は嫌われるから説教はやめ、自分語りをやめ、若者が夢中になっているコンテンツを調べて、若者の価値観を理解するため意識をアップデートし続けている
でも、なんかそんなおっさんはかっこ悪く見える
おっさんと若者では人生のステージも違うし、育ってきた環境も違う
価値観が違うのが当たり前だし、楽しめるコンテンツも違うだろう
自分はもう若者という年齢ではないが、自分が若かったころのおっさんは、
確かにうざいし、考え方も合わないし、楽しめることも全然違ったから、あんまり理解しあえる存在ではなかった
だけどそれが普通だったし、若者だった自分もそういうおっさんの存在が自然だった
おっさんになっても若者の顔色を延々と伺い続けている人間ってみっともなくないだろうか
むしろ自分の人生や価値観に胸を張って、堂々と、時には老害と呼ばれることも厭わない。そんなおっさんのあり方こそ正しい気がしてならない。
どっちに転んでもおっさんはウザい、と