でも人間関係を構築するときはコミュニケーションとって、発話内容や態度や他者への認識を少しずつ微調整・軌道修正していく必要があるのでは?
大学時代に何度かデートに誘われて遊びに行った人がいるんだけど、頭の中に「理想的な私(今これ書いている私のこと)」像みたいなのがずっとあるみたいで、
実態と乖離しているところがあるし、そのうち私も相手のことを知ったりだとか知ることで新しい認識が得られたりみたいな、他者を知っていく面白さみたいな気持ちが相手に起こらなくなっちゃったんだよね。
相手が自分の頭でしか考えてないんだもん。思想が強固にあって、それを押し付けられている感じがしたわけなんだ。そうじゃないようしてほしいと伝えたけどうまくいかなかった。
「あなたが安寧に過ごせるならそれでいいです、それだけを願っています」みたいなことを言われたことがある。
一般にはこれはいいことだろうけど、なんていうか、これ押し付けですよね。本人がそれを言われてどう思うかは、本人次第ですよね。もちろんこれ言われて嬉しい人もいると思いますけど私はこれ言われても響きません。けれど私に言っているんですよね。私は言い返して、「一般論としては安寧に過ごすことはいいことだが、安寧に過ごすことを人生の要件とは必ずしもしていないし今その話してなかったですよね」みたいなことを返した記憶がある。