「人を信じるのが怖い」
って、言うと周りの人は「その程度で」って言うのだけど、実際に裏切られ続けてみてほしいんだよね。
ただ単に他愛もない冗談で『嘘をつかれる』ってんじゃないんだよ。
例えば、肉親が自分を騙して借金まみれにしたり、実は不倫してましたとか、そういうのを肉親がしていたと発覚したりね、
恋人が結婚間近にして子供が欲しいからって、やることをやって妊娠したと思ったら他に相手を作って黙って堕胎していたりとかね。
友人がどうしても困ってるというんで仕事の手伝いに行ったら『宗教の集会』に連れて行かれ執拗な勧誘を迫られたりね。
会社の上司が自分の不手際で起こした大きなミスを部下に押し付けたりね。
そういう事が続くと人を信じるのって怖くなるんだよ。
親しくなったりするのは嫌で上辺だけで付き合うようになって、周りの人に愛想笑いしかできなくなる。
他人から好きって告白されても『嬉しいです。ありがとう』で終わらせて進展しなくなったりね。
信じたくとも信じられなくなるんだよね。
『どうせこの人も嘘を付く、裏切る』ってね。
裏切られ続けなきゃ、絶対に分からないことなんだよ、これって。
一人で居ることの方が楽で、仕事もプライベートも適当な仮面付けて演じてるだけになる。
人を信じるのが怖いっていうのをバカにする人は、
自分たちの周りに居る人が、裏でコソコソとやってる事なんか考えたこともない人ばかりなのかなって。
それ本当に信用に値する人たちなの?って疑問に感じるんだよ。
本当に大丈夫?君の隣の人、信じていいの?