数年前に聞いた世間話
高学年になり子供が「あの子は変わっているから気が乗らない」と言い始めたので家族ぐるみのお付き合いが出来なくなった人がいるそうだ
相手のご家庭のお子さんは飲料は水しか飲んだことがない、危ないので雨の日は傘を使わせずにレインコートなど
当時の私は子供がいなくて「確かにちょっと変わってますね。まあお子さんも高学年だしそんなもんじゃないですか」みたいに適当に返事をしたと思う
内心私は「水しか飲ませないなんて過干渉な親だ、いろいろ制限されてかわいそうな子供だ」との感想を持ったことを覚えている
しかしながら、今になって思うと発達障害の特性による味覚過敏や加害防止などの可能性もある
当時から発達障害を知らなかったわけではないのに全く思い付かず「過干渉な親」と決めつけたことを反省している
口に出さなくて良かった、あるいは口に出していたらその場で誰か教えてくれただろうか
だけど、今でも難しい問題だと思う
自分の子供に対して、相手のご家族に対して、その子に対して、その世間話に対して、適切な対処がわからない
都度相手が望む対応を確認してそう振る舞う以外の方法が思い付かない
しかし自分の希望を言語化できる人は多くないし、互いの希望が相反する時は必ずある
何かまだ自分に足りないところがあるのだと思う
小学生なのにコンビニで水買ってる子には何らかの事情があるのかも 見る目が変わりそう