2021-05-05

弱者男性差別議論に先はない

弱者男性差別そもそも弱者男性」が「被害を受けた」という主観的な主張をベースにしている以上、どれだけ議論してもまともな対策に繋がり得ないし、「みんな相手気持ちを考えて発言しましょう」以上の道徳的結論しかたどり着かない。

なぜか

例えば女性差別黒人差別などの伝統的に議論されている差別を考えてみよう

女性黒人などの属性は誰がみてもわかるし、その属性は不変である

この本人の努力ではどうしようもない属性に対して、社会集団構造的に差別を行っているのであれば、それを制度として是正していくべきだ、というように議論が発展していく

一方「弱者男性」というのは、その名称からもわかるように相対的な「弱者」という属性がついている

この強者弱者という関係性において、当然弱者には不当な扱いを受けているという観念が内在している

極論を言えば「おれは差別されているか弱者男性だ」というところにしか行き着かない

そして弱者男性自称している以上、どんな処方箋提示されたとしても

それで救われたと言ってしまえばその時点で「弱者男性」というアイデンティを失ってしま

から議論に先はない

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