「屁です」
肛門「ヨシ!」
anal opening=1
ヌッ!
プルル
やられた。
すぐさまトイレに駆け込んで確認するとパンツには茶色いゼリー状の物体が付着していた。
便座の上で気張るとほんの僅かにその出涸らしが出てくるだけに終わった。
屁と偽って飛び出したのは、極微量の軟便であったのだ。
見事、そういう他ない。
肛門が、本能が、経験値が、精神が、屁と見分けること極めて困難にして、通す判断を下しアナルを緩ませればもはや止める余地なし。
極めて軽量であるがゆえに便圧を感じさせず。
天晴。
僅かな心の緩みとアナルの緩み、決して見逃すまいとするその心意気たるや糞便なれぞ尊敬に値する。
世界は広いな。