ウマの「権力者だ!ヤバい!他の雑魚でシコろう!」を見てつくづくそう思いました。
最近のオタクって本当なりふり構わず自分の欲望と権利だけを主張しますよね。
それで負けそうになるとさも正論ぶってガバガバなことを言います。
対してヤンキーはなんのかんの言って地域社会に根ざしてますから意外と後先考えてます。
オタクのメンツは「偉大なる俺様(誇大妄想)に恥をかかせたな」ですが、ヤンキーのメンツは「地域における居場所を守るためのキャラ作り」なんですよ。
喧嘩の強いヤンキーという立ち位置が「他の学校からの侵略を守ってるのでは?」というセロハン1枚分低度の厚さの疑惑を生み出し、それでかろうじて彼らは居場所を手に入れるわけです。
でもオタクは究極言えば人付き合い不要な趣味に生きてるので「俺の凄さは俺の仲間が分かればいい」と狭い世界に引き篭もってあらゆる理論を捻じ曲げるモードに入っても生き残れます。
その違いにより、ヤンキーはなんとか社会生を維持するのに対して、オタクは全ての社会生を自己愛のために捨ててしまう輩が跡を絶たないのです。
一昔前は「大人しいだけオタクのがマシ」でしたが、最近のオタクはネットで仲間を作れることに甘えきってもはや大人しさは持ってません。