遊郭というだけで火をつけられる昨今ですが、なぜか今日まで燃えてこなかったのが花魁。
花魁体験とか花魁変身とかでググると沢山出てくるけど、吉原の花魁というよりは成人式的花魁になって写真を撮ろうというお店が沢山あります。
鬼滅とは違って、こちらは人身売買や管理売春のもとで成立した花魁を称揚するかのような商売ですが、主に女性向けサービスのせいか火を付ける人はいないようです(女性向けサービスによくありますが花魁体験を提供する側もまた女性中心で運営されていて、そこが火の付きにくさ?)。
成人式の花魁風着崩しみたいなのを「あんなのは花魁ではなく夜鷹だ」みたいにTwitterで繰り返し指摘されていることを考えれば、花魁体験は夜鷹体験であり、人身売買や管理売春とは異なり自主的な売春とも捉えることが可能であり、問題ないのかもしれません。
ただ、花魁道中というのだけは一度火がついたら擁護は難しいでしょう。
お祭りなどで花魁道中を再現した催しが行われることがあり、それらは税金が使われている場合もあるでしょう。
税金が使われているというだけでなく、花魁道中には禿がつきものですので小さい子供も参加しています。
禿は売られた売春婦見習いだと参加する子どもたちに説明しているのでしょうか?
花魁体験や花魁道中にどんな反論がどんな人から出てくるのか興味があるので、この勢いが飛び火しないものかと少し期待しています。