2021-02-14

anond:20210214013826

1940-1990年代世界MMTのもととなるケインズ主義の元の世界だよ。景気が良くて産業も強くなってたね。

だけど、突然オイルショックのような資源不足にはどうしようもない。だけど、解を作ったのは商売になる前の段階の研究を積み重ねての太陽電池とか蓄電池とか原子力だ。新自由主義では儲けにならない段階の科学投資なんざできない。

ましてやバブル崩壊など大規模経済危機で保身に入り金を貯め込み設備研究投資をしない企業のもとではな。

一時日本世界を制していたが、1990年バブル崩壊新自由主義転換と、20年の特許切れが起きた。そこで中国政府が金をかけまくって太陽電池は完全に中国産業になり、蓄電池もほぼ中国産業になりつつある。

ある国が経常黒字を出せばある国が経常赤字になる。経常赤字になれば金や外貨流出外貨借金の増大が起きる。そして、外貨借金が増えて輸入ができなくなる。

けども、新自由主義政府の緊縮による基礎萌芽研究投資崩壊と、企業が保身化して金を貯め込み設備研究投資をしなくなる状態を積み重ねた結果、今では日本は時折貿易赤字になる状態になってしまった。これを続けると本当に外貨借金が増えて輸入ができないという供給由来インフレに陥るよ。ついでに、自国通貨建てで見た外貨借金が増えての財政破綻な。

記事への反応 -
  • そもそもMMTの理論によれば、MMTを止めるのは景気が良くなりすぎたときで、それによる失業が起こるのは当たり前。 MMTを止めなきゃいけないのに不幸な失業が発生してるとしたら、それ...

    • そもそもMMTに近い状態に今までなったことなんてあるんかという謎

      • 1940-1990年代の世界がMMTのもととなるケインズ主義の元の世界だよ。景気が良くて産業も強くなってたね。 だけど、突然オイルショックのような資源不足にはどうしようもない。だけど、...

      • MMTに近い状態っていうのが何を指すのかわからないけど、 ダメな例としてはスタグフレーションとかあるじゃん

        • スタグフレーションは供給由来インフレってのはそうだし、起きてしまった後にはケインズ主義/MMTでもどうしようもない。 だけど、新自由主義は、政府の裁量を否定するから、政府が事...

          • スタグフレーションは供給由来インフレってのはそうだし、起きてしまった後にはケインズ主義/MMTでもどうしようもない。 ちゃうちゃう 起こってしまったら手のつけようがないから...

            • 昔のケインズ主義は想定してなかったと思うよ。 まあ、それでもまず民間が設備研究投資をする石を持てる状態になるのはマイルドインフレが必要だから、MMTでまずそこまで引き上げる...

              • 昔のケインズ主義は想定してなかったと思うよ。 あぁ失敬失敬 君はMMTは古いケインズ主義と同レベルのものと認識してたんだね。 自分は歴史の教訓をもとに洗練されたケインズ主義...

                • 無論、そこには優先順位があるでしょう。 そもそもインフレとは何らかの財サービスの需要と供給の関係であり、インフレになっているということは不足している財サービスがあるわけ...

                  • だから優先順位があるというなら、「MMTを財源に子育て支援!」なる妄言には反対しないといけないよね。   それと、 新自由主義は、政府の裁量を否定するから、政府が事前に供給不...

                    • 少子化は次の生産人口を減らすから、対処しないとならないな。企業は次の生産人口が減ろうが関係ない。 それから、新自由主義は事前の準備も否定しますよ。なぜなら、事前の準備と...

                      • それから、新自由主義は事前の準備も否定しますよ。なぜなら、事前の準備というのは起きるか起きないかわからないものだから。まさに水害に対してのダムに対して石を投げまくった...

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