今まで無名の存在だった彼らは、連発する140字以内のツイートによって、ある者は本を出版し、またある者は有料noteでぼろ儲けした。
140字以内でのレスバに最適化された脳を持つ新人類に、既存の知識人や有名人は誰も敵わなかった。
Twitterで一発当てる。それは、万人に開かれてた希望だった。
ところで、ClubHouseである。
このSNSには拡散機能がない。ClubHouse外での権力関係がそのまま持ち込まれ、行われているのは、
無名の者が有名になることはなく、有名人の話を有り難がって聞き、コネクションを繋ぎ、自分の出世に結びつけたいという世間。
つまりClubHouseは開かれたオンラインサロンに過ぎないのだ。