2020-12-23

ウルトラマンZ』からニュージェネレーションシリーズを眺める

ウルトラマン ニュージェネレーションシリーズを遠くから眺めるの続き。

とりあえずテレビシリーズが完結したので、

まだ未見の方に考慮して、抽象的に『Z』の感想

・「それは終盤まで隠しておかなくていいの?」という設定が惜しみなく序盤中盤に詰め込まれ、かつそれらを出落ちに終わらせず活かすことで、終盤が盛り上がった。

複数登場人物が、敵か味方か、トリックスターのような振る舞いで入り乱れ、終盤まで関係性に緊張感があった。

・押しつけられた(?)ように思われる販売促進玩具に、丁寧な演出が施され、懸念された違和感が無かった。

構成や作劇を丁寧に扱えば、

 1) バトルものありがちな、敵味方のパワーインフレ(敵が強くなる/味方のパワーアップイベント)は必須ではない

 2) 隠し設定を終盤の見せ場にしなくてもよい

という原理原則を再認識させられました。

個人的には、『オーブ』『ジード』の後に『Z』でニュージェネレーションを締めて、その後に『ルーブ』や『タイガ』だったら、バランスが良かったのかも、と思います

(2020/12/24:日本語の乱れ修正と、先頭リンクを追加)

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