東浩紀「短期決戦でコロナに勝つ、とかいう精神論に騙されることなく、長期化前提で粛々と各個人自分の生活を守るべきですね」
東浩紀氏はCOVID-19をインフルエンザよりも弱いウイルスだという持論を展開して「こんなに弱いウイルスに、こんなに現代社会が弱かったことが驚き」だと対策に慌てふためく人々を嘲笑し、緊急事態宣言やロックダウンなどの規制に猛反対し、当初ニアゼロな規制を求めた8割おじさんや専門者会議を非難し、”「命より大事なものはない」というイデオロギー”を否定するまでに至り、この国にウイルス対策と経済対策の二兎を追わせてCOVID-19との長期にわたる消耗戦に突入することを歓迎したゲンロン人のひとりです。
コロナ禍で誤った言説を垂れ流して問題の解決をより困難な方に誘導しようとした人はいっぱいいますが、私の観測範囲ではこの方がもっともたちの悪いことを言っていました。