どこでも成長が求められる。
みんな成長が楽しいのだね。
成長を追い求める環境にもっと身を置いておけば良かったのかな。
とはいえ今まで頑張ってきたこともあるし、成長の楽しさも分からないでもないけど、僕は無駄にダラダラと過ごす時間も憧れる。
ゲームをしたり映画を見たりドラマを見たりという、生産性が何もない瞬間を夢見ながら最近は生活している。
成長を楽しいと思う自分、享楽にふけたいと思う自分、どちらも自分である。
どちらかというと享楽が好きと思っているけど、どちらかというとストイックな生活をしている自分。
仕事も以前の仕事の方が確実に楽だったのに、ストイックな仕事へ転職してしまった自分。
個人がとってきた行動が結局のところその人を表しているのなら、自分は成長好きな人なんだろう。
そうした人たちはバリバリとプログラムを書き上げて(僕の仕事はプログラマー)、会社や世の中に成果を誇っている。
そんな実力がない、あるいは要領が悪い自分はそれを焦燥感と共に眺めている。
そんなに頑張れないよ、と思う自分がいる。
ふと全て投げ出して享楽にふけりたくなる瞬間がある。
今日も複雑な切なさを感じながら過ごしてる。