2020-09-02

「私の家政夫ナギサさん」が最終回を迎えた

登場人物が全ていい人だったし、演者も素晴らしかったし、お仕事ドラマとしてもホームドラマとしても楽しめる作品だった

ドラマとしては十分に楽しんだ

けどどうしても引っ掛かる

「めちゃくちゃ仕事はできるけど家事は何一つできない男性と家政婦として働く女性ラブコメ」が男女逆転しただけで、こうも好意的世間は受け取るもんなのか?

多分「仕事ができる男性×家政婦の女性」だったら、「なんたる古い価値観!」って叩かれると思う

けどそれに対して、「じゃあ男女逆転してみますね!」って……それが新しい価値観なのか?って考えると疑問だ

最終回で、女性主人公仕事ができるが家事が出来ない若い女性)に、家政夫の男性が「私は貴方より二十以上年上なので先に逝くし、介護や何やらで貴方未来を奪ってしまう」と言うと、女性が「もし介護必要になったら私が仕事もっと頑張って稼いで、介護スタッフを雇います」って答えるシーンがあった

その返答に家政夫の男性は面食らって少し笑ってハッピーエンドになった

うん、まぁ、ドラマからそれはそれで良いんだけど…

現実で、「俺は仕事があるからと言って夫が子育てを手伝ってくれない!」っていう女性の憤りエッセイ漫画とかよくあるけど、それに対する反応として「仕事を頑張ってベビーシッターを雇えばいいですよね!」とか言うと多分すげーキレ散らかすだろうになーって思うともやもやした

自分は女だけど、女の側も新しい価値観の好い部分だけ都合よくつまみ食いするのは良くないよなあと思う、そういうお気持ちのはなし

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