2020-08-30

父親が消えたらいいのに

35歳、独身一人暮らし10年目。

まれつき、仲良く一般的家族のような関係を構築できた記憶はない。

バブル期にいけいけどんどんで稼いできた父は気が向けば家に帰り、母と私に「誰のおかげで生活できているんだ」と責める。

その度、気に喰わない態度をする母と私から逃れるために外に女を作って家を空けることを繰り返してきた。

母は夜中に勤めながら、足らずの家計や私の学費を支えていた。

ここ数年来は同じマンション内に2部屋を購入し、追加で私が住宅ローンを組むことにより父と母と私がそれぞれ違う部屋に住んでいる。

マンション内で別居中の70代の父親は私に週末に電話をかけ、泥酔呂律の回らない状態で「普通家族らしく生活したい」と求めてくる。

それはもう無理だろう、と諦めるよう促すが、毎日「どこか田舎に行く、お前らは達者で暮らせ」と言いたいことばかり喚いてから電話を切る。

これを2週間音沙汰がなく、また2週間おきに繰り返している。

その電話対応をするたび、ストレスがうっすらと積もるようになり、本音父親に話すようになった。

相手気持ちも考えたことがないくせに、自分勝手ばかり主張するな。」

「これまで好き勝手生活してたんだから、急に寂しくなったからといって求めてくるな。」

ついに本日電話で「親子の縁を切る」と一方的に言われた。

もう別にいいと思っている。

勝手に暮らせばいいのにと願っている。

いつになれば、「父親」が私の人生から消えてなくなってくれるのだろうと思っている。

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