例えばオタクの伝統芸「ラッキースケベ」にケチをつける敵が現れるとしよう。
「嫌なら見るな」
十中八九、こんな反応が返ってくる。
少子化の進行する日本でこの先生き残るには、女性受けや海外受けは必要不可欠だろう。
そもそもオタクコンテンツ自体が当時の常識に囚われない発想を模索したものであったはずだ。
それが今では伝統芸能化して逆に「オタクの常識」を押し付ける側になるという皮肉。
思えば、萌えキャラの絵柄の変化も最近では落ち着いているような気がする。
オタクコンテンツにはもうこれ以上の変化は望めないのかもしれない。
進化の袋小路に入ったオタクコンテンツはシーラカンスになるか滅ぶかの二択である。
オタクコンテンツは叩かれるのに、どうして美術の裸体が認められるんだ?
だからきっと、伝統芸能になってさえしまえば「伝統あるオタク文化」として無条件に認められると思っているのだ。
いやいや何にでも仲間内だけで通じる隠語とかあるじゃん?それといっしょだよ、そこ否定したら趣味の仲間は存在しなくなるよ?
つまりオタクコンテンツに不快感を持つ人々がいるのは「想定外」なんかじゃなく「俺らなんも悪いことしてないのに勝手に嫌がって避けられているだけ」という風に「見えない壁」と...