毎日毎日正しく愛情を伝えることは上手くできてないけど、多分世間的には仕事ばっかで冷たい母親に見えるだろうけど、でも自分が生んだ子ども達だからやっぱり可愛いよ、可愛くないはずがない
ただ時々、もし子どもがいなかったら仕事と家庭の両立に負い目を感じたり、自己嫌悪したり愛憎に振り回されたりは今よりずっと少なかっただろうなと思う
孤独だけど自由だったんだよね、人付き合い上手くないから、今の夫や家族やあと僅かな人って感じで愛情を注ぐ対象が限られてた。それでどうにかなってたし、その感情を持つことは少なくとも私の自由だった
今は自分の分身かつ別個体の存在が持つパワーに引きずられてクタクタで一呼吸の自由もない
愛させられてるっていうか、自分の感情に安全装置ができたみたいというか、生き延びる理由ができてしまったんだな
それが凄く幸運で幸福で甘受しえるものだと分かってるからこそ、時々息が詰まりそうになる
無性にあの頃の寂しさが恋しいけど、もうあの孤独な自由を思い出せない
モルダー、あなた疲れてるのね 雑な慰めしか出来ないけどあなたよくやってるわよ