だが、オタクはそうじゃない。
「面白ければなにをやってもいい」
面白さの絆は、お仕着せのお題目なんかじゃ到底考えられない強度を持つ。
「あれをするな」「これをするな」
世の中の正しさを振りかざす人たちは、いつだってそんな調子だ。
そういった人たちの不寛容が、世の中をつまらなくしていくんだ。
面白さを分かろうともしない非オタクはオタクにとっつきにくいところを覚えるかもしれない。
非オタクは面白さを取るに足らないものと思っているから、そのことがわからないんだ。
オタクの世界は、面白さを追求した生活をもう半世紀ほど送ってきたんだ。
だからオタクと非オタクの間には面白さという点でかなりのレベル差が生まれてしまった。
オタクの面白さが曲解されるのは、もしかすると、そういったレベル差が原因なのかもしれない。
あるいは柔軟さを失った老いた脳がオタクの面白さを拒絶するのかもしれない。
オタクは本質的な意味での面白さを見極める天性の才能を持っているんだ。
だからオタクは市民権を得ることができたし、その勢いはとどまるところを知らない。
敢えて言い切ってみよう。
すまん俺もオタクだが、80%ぐらいの日本人がバカで、バカはバカを100%の確率で好む上に、バカではない20%は100%交尾するつもりがないので、オタクにチャンスがあるとすればロシア人やフ...