そもそもはてなスターが導入されたのは「ネガティブコメント対策」のためだった。
悪意に覆われた世界の奥底から目に見えない小さな好意をすくい取ろう。
それがはてなスターだ。
はてなスターは「評価システム」ではなく「好意の表明」システムだった。
スター連打すら推奨されていた。
間違いなくはてなスターを人気コメントの指標に利用するようになってからだ。
コメントを目立つところに表示させるという「価値」を得たスターは
何の役にも立たない「好意」を表明するだけのシステムのままであれば、
誰にどれだけスターを付けられようが何となく気分が良くなって終わりだったものを、
はてブは再びネガティブコメントが支配する世界に戻ってしまっている。
ファーストビューで人気コメントしか見せないことも事態の悪化に拍車をかけている。
たった数十人程度の同意しか得ていないコメントが「はてなユーザーの総意」として受け止められるからだ。
実際以上に党派性を際立たせ、集団の対立を煽ることになっている。
また死人が出る前に。