20年以上彼のラジオを聞いているリスナーからしたら「何を今更」だろうが、テレビでのファニーな岡村隆史像しか知らない人にはショックな発言だったろう。
まあ確かにあの発言だけ見ればど畜生の戯言だし、「女性の敵となるにはどうすればいいか」という設問に対する模範解答のような配慮もクソもない独身おじさんの汚い部分を詰め込んだ究極の失言。ある程度コンプライアンスがゆるいラジオだからって許されるわけではない失言中の失言である。
ただひとつだけ気になっていることがあって、それは「今回の件を批判的に叩いている女性の中に風俗業界を下に見ている人がいるのではないか?」ということ。
49歳独身の岡村隆史が風俗にお世話になっていることはラジオを中心に常に公言しているし、ラジオの中でも風俗で働いている女性に電話をつないで会話をするというコーナーを設けるほどの風俗好きだ。風俗嬢に対してのマナーや気遣いも常にリスナーに喚起しており、風俗業界に対するリスペクトや貢献度はかなり高いものと言える。だけど岡村隆史への個人攻撃以上に叩いている人は風俗に対して良くない目を持っているのではないでしょうか?
ここで考える。風俗業界からするとどちらが敵なのだろう?前述した通り間違いなく岡村の発言は女性の敵なのだが、風俗で働く女性にとっては彼は敵なのだろうか?望まぬ理由で風俗で働かざるを得ない人にとっては「ふざけるな」だろうが、ちょっと一旦、風俗業界からの声を聞いてみたいところではある。
もう一度言う。これは岡村隆史擁護目的で書いたのではないし、もちろん女性軽視のような目的でもない。ただ女性という立場は一枚岩ではないと思うので投げかけてみる。どうなんでしょう?
女性本人が性風俗に忌諱感を持っていない人間以外は一切性風俗で働かせてはならんと思うわ。 忌諱感を持っていない人間限定で大儲けして報われる人間だけは別。 愛し愛されるという...