宇崎ちゃんも、ラブライブも、もはや正義は「オタク」の側に着いているだろう。安心していい。フィクショナルな表現、恋愛、性愛、嗜好、ファッション、自己実現の中に、「一抹の罪悪感」なんて必要ない。あなたのアイデンティティを傷つけてまで、他人の顔色を伺う必要はない。どうしても反省したいなら、人間のこと、生きていること、人生について反省すればいい。もっと大きなことを省みればいい。あなたの趣味はあなただけのプライバシーであり、他の誰にもケチをつける権利はない。「オタク」はもはや日陰者じゃないし、堂々と胸を張っていい。
そういう正義が、この社会には既に醸成されつつある。これはみんなが頑張って戦ってきた成果だ。まずは誇りに思っていい。だけどそんな今だからこそ言う必要があるのは、「正義の暴走に気をつけろ」だ。
DMCA攻撃なんて「表現の自由の敵」としか言いようがないでしょうよ。流石に「どっちもどっち」じゃ言い訳が立たないよ。「どんなクズにも人権はある」「正義の執行は適正な手続きの元で」これを今こそ再確認する必要があるんじゃないかな。