これがどうも酷い作品で、大まかに言うと「鬼殺隊」という鬼を殺す集団と「鬼」の話。
鬼はそれぞれ心の闇を抱えていて、これは「精神病者」を表している事は明白である。それを警官のような服装を着た鬼殺隊が殺す。
これは子供たちに、精神病者は殺しても良いという誤ったメッセージを受け取る恐れがある。
主人公は時折慈悲的な面を鬼に見せるが、その原理は「元は人だった」という一点のみである。精神病者、発達障碍者を人とみなさない
主人公は児童労働をしている最中に親を殺されており、「児童労働をすれば救われる」というメッセージを発している。
また主人公と共に旅をする「ねずこ」という人物は、親を殺された時に鬼に襲われ、鬼になっている。そして「あー」とか「うー」
とか言わない。そして力が強い。これは知的障碍者を表していて、知的障碍者の可愛い女を従え、好きにしたい、支配したいという男の汚らしい欲を喚起させる。
また主人公は知的障碍者の女を使役し、闘わせる。これは知的障碍者を戦争に参加させようとするプロパガンダである。
このような差別的作品を、少年誌に乗せる事は、少年の健全な発達を阻害し、醜い欲望を喚起させ、障碍者差別・女性差別・児童労働を是認しているのも同じである。