昔は「高いけどお祭り価格だからしょうがないよね!」とコスパの悪さを散財の楽しさとして認識していた。
でもある時、アレの裏にはヤクザがいて、反社会勢力がそれを資金源に銃の不法所持や薬物密売を行って地域社会を破壊していると知ってしまった。
それからはもう無理だ。
スーパーなら200円で買えるものを500円で買うとき、その300円分はヤクザの懐に入る。
たこ焼きを焼いてる鉄砲玉達の時給は、すなわちヤクザが兵隊を飼い続けるための軍事費であり、チョコバナナを売っているオッサン達の頭数が、ショバ代の払いが悪い店を襲いに来るときの人数に繋がっていく。
余分な300円はお祭りの運営資金だとか、お祭りを盛り上げるために来てくれたどこかの食べ物屋さんの出張費だと思っていたから楽しめていた。
でも違ったんだ。
私達はずっとヤクザにお金を渡し続けて、反社会勢力を生きながらえさせていたんだ。
そのことに気づいてからは出店で何かを買うことはなくなった。
初詣の日、甘酒は神社の建物でしか買わなかったし、小腹が空いてたけど商店街につくまで我慢した。
それで良かったんだと思う。
場所によっては残ってるかもしれなけど、最近はそういうの難しいよ 暴対法があるし、しのぎというか、表世界側でも活動が制限されていく それに代わったのが半グレみたいな若手だか...
ヤクザと香具師の違いも分からないのか