何か盛り上がってて面白い文化やジャンルないかな~みたいな人が
noteとか、Vtuber、VRC、なろう、同人即売会、2.5次元舞台、ニコニコetcを紹介されると、
だいたい「ああいうのってお祭り好きのウェイ系リア充オタクっぽくて嫌だ」ってなるじゃん。
確かに規模がでかくなれば人が増えるしお祭り感や商業化された運営感が出て、リア充っぽさが出るよ。
アーリーマジョリティーやレイトマジョリティ辺りは、そこまで濃くないオタク、一般社会でやっていけてるオタクが多いから。
でもどの文化も、初期はもっとコアで怪しいオタクらしい雰囲気があったわけよ。
その頃から関わってたり楽しんでれば、全体の流れがリア充っぽくなってても当時からのマニアックな文脈を感じ取れて楽しめる。
だからウェイっぽさがない文化を楽しみたければ、勃興期の、盛り上がる前の、不安定なものに手を出さないといけない。
でもそういう新しい文化もそれはそれで嫌だ、胡散臭い、他人の目が恥ずかしい、未熟さや野暮ったさが気になる、みたいに拒んでると、そりゃもうどうしようもねえっすよ。
昔は新しい文化に飛び込む行動力と適応する柔軟性と細かいアラは気にしない勢いがあって、そのぶんワクワクする経験が出来た人が、
もうそういう元気は失って、既に安定した物事しかやりたくないのに、昔感じたワクワクはまた体験したいとか願っちゃうのは無理な話だよ。