2019-08-21

ふんわり希死念慮

久しぶりに希死念慮が、やってきた。それも大真面目な顔して。

死ぬのは自由だ」って希死念慮はよくいう。「この辛さを消すには死んだらいいよ、死ぬしかないとおもう」ってすごく説得してくる。希死念慮は説得がうまい

「きみはニンゲンという種としてダメから、こんごもきみはニンゲンと関わるのは辛いままだろうし、かといってニンゲンとかからないのは難しいだろうから、生きていくのはきっと今後も辛いだろうよ、だから死んじゃお?おとうとおかあには悪いけれど、じゃぁおとうとおかあが代わりにきみの辛さを担ってくれるかというと物理的に無理なわけで、死んじゃうのは許してもらおうね。まぁ、許してくれなくたってかまわない。きみが実際にそれをしることはないからね。きみはおだやかにかにこころみだされないでいきることを理想としたけれど、そんなのむりだよ。なんか不安で怖くて苦しいことっていうのはやらないといきていけない。まわりがわるいわけじゃないよ。まわりもみんな大変だから現実環境にたいしてきみは折り合いつけなきゃならなかったけれど、でもきみはうまくできなかったんだよね。もうかんがえたくないんだよね。というか折り合いをつけられるほど、りゅうどちいさく、考えることの能力がないんだよね。そんなきみがこれからも生きていくなんてほとんど辛いことばっかりだよ?これからもっときびしくなってくって頭の良い人たちも言ってるからきっと今よりもずっと辛いんだよ?だから死んじゃお?死ぬときは部屋のなかでくびつったり、公共交通機関にひかれてしんじゃだめだよ。ちゃんと人様に迷惑かけないように、しんだあとのことまで考えて可能な限り迷惑しない形で、確実にしなないと。できるかぎり迷惑かけないかたちでしんでも迷惑はかかるだろうけど、それはもうしわけないけどゆるしてもらおうよ。しんだらきっと辛くないよ。もうそしたら、目覚めなくて大丈夫。きみが問題としてるのはきみのつらい気持ちから、つらくなくなくなれば万事解決だよ。まずはこの薬品楽天で買うだけさ。」

いつも言い聞かせるみたいに希死念慮ははなす。腐ったみたいな甘くてやさしい。

でも、わたしなんでも踏ん切りが悪いから、多分できないんだ、ごめんね、希死念慮。いつもやるぞっていって。甘やかしてくれるきみにまたしばらく厄介になるかもしれないけれど。きっと明日も死なないんだ。すこしでも楽に生きるぞと思ってがんばってた日もあったけど、なんだか沢山のことがいろいろあって、もう途方にくれてるけど、多分あしたもしなない。

またね。

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