2019-08-18

夢の話

私が通っていた大学は山の上にあり、そこは学校からの帰り道の坂を下ったところにある倉庫だ。

倉庫はいっても立派なものではなく、トタンで覆われた錆びだらけの田舎農家の庭の脇に置かれている

ような小さな倉庫である

その倉庫一角を私が借りていてそこには家具・・・思い出の家具が置かれていた。

家具の一つを開けるとそこには母の遺品があり他人のものではなくうちのものだと確信安心した。

これも片付けなけきゃな。

観音開きの衣装棚を開けるとそこには私の過去に使った教科書が少し残っていた。

一緒にそこをのぞき込むものがいる。

野球少年の子供だ。子供だといってもすでに私よりも体格はでかい

この教科書が欲しいのか?子供かぶりを振るがそれを私は子供の照れとみて

教科書を次々と広げていく、この音楽教科書が欲しいのか?子供が持つ教科書と比べ

当時の内容と比べまったく違うことを確認する。もう二十年以上の前のことだ。

本当に欲しいのかを確認してやろうと子供と話していると

住職が現れた。住職はこの倉庫の持ち主と懇意にしていてこの倉庫管理もしている。

私は住職を見るとうれしくなり母の話をしようと思ったが、住職に話を切り出す前に彼が挨拶をはじめ

矢継ぎ早に今年のクリスマスに来なかった私をなじった。

他人勘違いしているのであろう私はクリスマス住職には会ったことはないのに。

ひとまず、他人勘違いしていることを住職に告げ、次に母の遺品の家具をもうこの倉庫から片付ける

ことを伝えた。この家具を車に載せて実家に押し込めるのは面倒だと考えたところで目が覚めた。

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