■人を殺した精神障害者はどれぐらいの割合で無罪になっているのか？

気になるので調べてみました！！

データは平成23年。

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殺人受刑者総数・・・303人

内、精神障害者の占める割合・・・13.9%

受刑者内の精神障害者数・・・42人　(　303×0.139　)

同年、殺人等で不起訴となった心身喪失者・・・93人

同年、殺人等で執行猶予となった心身喪失者・・・10人

殺人者総数・・・406人

内、精神障害者数・・・145人

殺人犯における精神障害者率・・・35.7%　(　145÷406　)

殺人を犯した精神障害者不起訴率・・・64.1%　(　93÷145　)

殺人を犯した精神障害者シャバにいる率・・・70.9%　(　(93+10)　÷145　)

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計算してみた感想

・不起訴、想像よりずっと多い

・正直「殺人でこれなら、他の軽犯罪だともっと不起訴になってない？」って思っちゃう

・「検挙人員に占める精神障碍者の割合は低い(1%)！精神障害者より健常者のほうが危ない！」(平成23年)

・でも入所受刑者に占める割合は高い(9%)のよね・・・(平成23年)

・なお、↑の割合は平成29年には13.4%まで上昇している模様

・ちゃんと医者にかかって、ちゃんと服薬してほしいマジで

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データ元

法務総合研究所研究部報告50

http://www.moj.go.jp/content/000112398.pdf

平成24年版犯罪白書

http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/59/nfm/n_59_2_4_5_3_1.html

「何故平成23年のデータを用いるか？」というと、

「殺人　統計」でググったときに一番最初にでてきたデータが平成23年のものだったからです！！

Permalink | 記事への反応(2) | 14:06

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