検診で「乳房に石灰化が見られる」と言われて、定期的に専門医の診察を受けることウン年。最初のうちこそすごい勢いでいろんな検査を受けさせられたけど、結果はシロ。
だんだん診察の頻度が落ちて年一回ぐらいになり、毎回「前とあんまり変わってないね」と言われて、ガンでないことを確認するための儀式と化していた。
が、今回マンモグラフィーを受けたら素人目にも分かるぐらい白い部分が増えている。そもそも「石灰化って何よ?」ってところが分からないんだけど医者や看護師に「石灰化があるって言われました」と伝えると皆慌てるので、ガン化する可能性の高い代物なんだろう。
で、今度は組織の一部を取る検査をするそうだ。前にも一回組織を取られたことはあるけど、今度の検査の方が麻酔もかけるし検査後は入浴するなとか言われるし、何だか前回よりも大変なことのようだ。
痛みとか自覚症状は一切ないので、これでガンの可能性があるのかさっぱり分からないけど、とにかく今月から来月にかけてやたらと病院に行かないといけないので面倒くさい。
ガンでないに越したことはないけど、私はそんなに長生きしたくないし、できることなら親より先に死にたいぐらいなので、検査の結果がどっちに転んでもそんなに動揺せずにいられる気がする。
人生にやり残したことがないと言ったらウソになるけど、ガン確定なら大手を振って仕事を辞めて好きなことをして過ごしたい。これだけ定期的に医者に通っていても悪くなるときは悪くなるんだろうか。仮にガンでも手術して治療を受ければ生きられるレベルかも知れないけど、とにかく嫌いな仕事を給料欲しさにだらだら続ける生活から脱出したい。果たしてどんな結果が出るのだろうか。
取る前にいっぱい揉んであげたら、成仏すると思うよ。協力は惜しまないよ。