一見自立した強い女性風なのだが、本人は常々「自信がない」と口にする。
ネガティブ思考だし、自意識過剰で気にしなくてもいいことまで気にしすぎて行動できないことも少なくない。
しかし要領がいいのかずる賢いのか、自信がなければ到底なし得ないようなエピソードをところどころ挟んできて、自分は明らかに凡人とは異なる特別な女なのだという印象を確実に与えてくる。
かといって決して鼻につく自慢ということはなく、過度の謙遜をするでもなく、「相手に不快感は与えないが自分のことは最大限よく見せる」絶妙なラインを的確に狙ってくる。
うまいことオイシイところだけをもっていく技術に長けており、「いかにすれば自分を可愛くいい女に見せられるか」を熟知しており、それを確実に体現できる。
本当は自信があるのに自信がないふりをしているだけで、それは①あまりに自信ありげだと嫉妬されるなど自分に不利益が生じるかもしれないからそれを回避するため、②自信がないふりをしておいたほうが周りが関心をもち助けてくれる可能性があるため、という計算あってのこと。
もちろんその計算の様相は極力見せない(私は他の言動も含めて総合的に判断しているだけ)。
と、ここまで批判的に書いているように見えるかもしれないが、確かに妬ましく思うところはあるがこれだけ完璧に演じきってまんまとオイシイ思いをしている彼女には尊敬の念を禁じ得ない。
ていうか自分もそうなりてーw