最近は歴史を自分の都合の良いように解釈、改変して利用すると「歴史修正主義だ!」と批判される事は増えた
ただ例えば西日本各地にある「平家の落人伝説」などを「歴史修正主義だ!」と批判する人はあまり見かけない(探せば居るのかもしれないが)
大抵の場合、その土地の住民が箔を付ける為に騙った話であった可能性が高いにもかかわらずだ
太宰府名物の「梅が枝餅」は太宰府に左遷され落ち込んでいる菅原道真に、老婆が梅の柄に餅を刺して格子越しに差し入れたという伝説から来てる
おそらくこれも史実ではない
だが梅が枝餅を売っている店を「歴史修正主義だ!」「歴史を剽窃した商売だ!」と批判する人はよほどの偏屈者くらいだろう
しかし近代以降、特に太平洋戦争辺りの話になると、少し都合の良い解釈をした程度でも厳しく批判される傾向にあると思う
これは一定以上昔の伝承に関しては、歴史修正主義批判の対象外という事なのだろうか?
仮にそうだとしたら、その境目はどの辺りなのだろう?
そらまだ生きてる人がおるからだ